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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科16巻7号

1988年06月発行

文献概要

症例

術後の脳血管撮影で消失後に再発した脳動静脈奇形の2症例

著者: 不破功12 和田秀隆1 松本隆司13

所属機関: 1大分県立病院脳神経外科 2現籍 人吉総合病院脳神経外科 3現籍 水俣市立病院脳神経外科

ページ範囲:P.887 - P.891

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I.はじめに
 脳動静脈奇形(以下AVMと略)の自然経過において,AVMのnidusの増大が起こることはよく知られた事実である3,5,12,13).しかし術後の脳血管撮影でいったんAVMが消失し,数年後に再発した症例の報告は極めて少なく,われわれが検索し得た限りでは2症例を認めるにすぎない9).われわれは,このような2症例を経験したので文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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