icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科16巻8号

1988年07月発行

文献概要

研究

徐放性薬剤と脳槽ドレナージ併用による脳血管攣縮の治療

著者: 織田祥史1 小西常起1 奥村禎三2 姜裕2 菊池晴彦2 上條純成3

所属機関: 1滋賀県立成人病センター脳神経外科 2京都大学脳神経外科 3大津赤十字病院脳神経外科

ページ範囲:P.965 - P.970

文献購入ページに移動
I.はじめに
 くも膜下出血後の遅発性脳血管攣縮の予防および治療に関しては,数多くの報告がなされているが,まだ,これを完全に解決し得た方法は見つかっていない.
 我々は,血管攣縮の最終段階としての,平滑筋へのCaイオンの細胞内への流入を阻止して,この問題を解決するために,diltiazemあるいは塩酸パパベリンを,局所に持続的に投与して,血管を拡張させることを企図した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら