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研究
Oligodendrogliomaの免疫組織化学的検索と臨床像について
著者: 久保長生1 田鹿安彦1 遠山隆1 田鹿妙子1 坂入光彦1 片平真佐子1 喜多村孝一1
所属機関: 1東京女子医大脳神経センター脳神経外科
ページ範囲:P.1029 - P.1035
文献購入ページに移動Oligodendrogliomaの病理組織像はBailey and Cushingによって報告されて以来,円形の核を有する細胞からなり,その細胞の核周囲の胞体は明るく抜けていわゆるperinuclear haloを持つ細胞となりhoney—combed appearanceで特徴づけられている.しかし,最近,本腫瘍の細胞構成および,臨床病理像について議論されるようになった1,12,15)。超微像については氷室など多数の報告があるが6,13,25),その記載は一定していない,同様に,免疫組織化学的検索も次第に行われてきたがその結果はまだ,まちまちである7,11,17,23).
われわれは従来の組織学的方法と免疫組織化学的方法によりOligodendrogliomaを再検討し臨床像との関係を調べたので報告する.
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