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研究
脊髄動静脈奇形に対するembolization therapyの問題点について
著者: 宮本享1 菊池晴彦1 唐沢淳2 永田泉1 山形専1 鳴尾好人3 光木徹4 宍戸尚2 光野亀義15 山添直博1 秋山義典1
所属機関: 1京都大学医学部脳神経外科 2大阪脳神経外科病院脳神経外科 3済生会野江病院脳神経外科 4中路病院脳神経外科 5
ページ範囲:P.1067 - P.1072
文献購入ページに移動選択的脊髄血管造影およびこれを利用した人工塞栓術の開発により脊髄動静脈奇形の診断,治療は飛躍的な進歩を遂げ,今や本症はintervascular surgeryの最も良い適応のひとつと考えられている 1-3,5,6,8,9,11).著者らはこれまでに40例の脊髄動静脈奇形を経験し,うち22例は人工塞栓術のみで治療している.この中で頻回にわたる塞栓術の途中で新たな流入動脈の出現を認めた6症例から本症に対する人工塞栓術の持つ問題点を検討したので以下に報告する.
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