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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科17巻1号

1989年01月発行

文献概要

研究

MRIによる脳梗塞急性期例の検討

著者: 福田修12 佐藤秀次1 鈴木尚1 遠藤俊郎2 高久晃2

所属機関: 1金沢脳神経外科病院 2富山医科薬科大学脳神経外科

ページ範囲:P.31 - P.36

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I.はじめに
 近年,中枢神経系疾患の画像診断法としてMRIが注目され,脳血管障害においても,その有用性が報告されてきた3-5,16,19,20).しかし,装置が急速に普及している現在でも,脳梗塞臨床例を急性期から経時的に追跡,検討した報告は少なく19,20),発症後の梗塞巣の検出時間,経時的変化などいまだ不明な点も多い.
 今回,われわれは脳梗塞急性期16例のMRI所見を発症直後より慢性期に至るまで,経時的に追跡検討する機会を得た.その結果とともに臨床病態評価におけるMRIの有用性につき,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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