文献詳細
文献概要
症例
MRIで部分的血栓化が証明されたSpinomedullary JunctionのRadiculomeningeal Arteriovenous Fistulaの1例
著者: 織田祥史14 小西常起1 鈴井啓史1 藤本直規2 中村和雄2 松本正朗3 奥村禎三4 姜裕4 菊池晴彦4
所属機関: 1滋賀県立成人病センター脳神経外科 2滋賀県立成人病センター神経内科 3滋賀県立成人病センター中央検査部 4京都大学脳神経外科
ページ範囲:P.63 - P.68
文献購入ページに移動脊髄動静脈奇形についての報告は,数多く見られるが,延髄前面にまで延び,多彩な症状を示した1症例を経験した.本例のごとく,MRIにより,血管撮影では造影されない血栓化した血管奇形と,延髄自体の変化を証明した報告はまだ少なく治療上の問題点とも関連して,文献的考察を加えて報告する.
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