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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科17巻10号

1989年10月発行

文献概要

症例

天膜部髄膜腫に合併した無症候性脊髄空洞の1例

著者: 浦崎永一郎1 副島徹1 横田晃1 松岡成明1

所属機関: 1産業医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.985 - P.989

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I.はじめに
 脊髄髄内腫瘍に脊髄空洞が合併する割合は25-58%で脊髄空洞に脊髄腫瘍を伴う割合は8-16%とされているが1),脳腫瘍と脊髄空洞の合併の報告は少ない.今回われわれは天膜部髄膜腫に伴った無症候性脊髄空洞の1例を経験したので,脳腫瘍に合併する脊髄空洞という観点に的を絞り,その発生機序と脊髄空洞症の分類上に占める位置づけについて考察する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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