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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科17巻12号

1989年12月発行

文献概要

研究

MRIによる血管閉塞部位の推定—脳梗塞例における検討

著者: 関原芳夫12 今野公和1 川口正1

所属機関: 1国保水原郷病院脳神経外科 2新潟大学医学部脳研究所脳神経外科

ページ範囲:P.1145 - P.1151

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I,はじめに
 脳梗塞のMRI所見については,急性期よりT1強調画像でlow intensity,T2強調画像でhigh intensityを呈し,CTで所見の認められない超早期に病巣を認めることもあり,その有用性が報告されている.一方,MRI画像上血流のある部位は黒く抜けて描出され,signalvoid phenomenonといわれ,脳動脈瘤の診断,経過観察などにも利用されている.今回われわれはこの現象に着目し,脳梗塞症例について特にその病変血管に注目して検討したところ若干の所見が得られたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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