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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科17巻12号

1989年12月発行

文献概要

症例

クリッピング9年を経過し,急性硬膜下血腫を伴った破裂中大脳動脈瘤の1例

著者: 新村富士夫1 中鳥智1 丸山敏文1 東幸郎1

所属機関: 1都立大塚病院脳神経外科

ページ範囲:P.1175 - P.1179

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I.はじめに
 急性硬膜下血腫の発生原因として,頭部外傷による脳挫傷,動脈瘤や脳動静脈奇形からの出血,血液凝固異常,転移性硬膜腫瘍,特発性硬膜下血腫などがある9).破裂脳動脈瘤に基づく頭蓋内出血のなかで,脳占拠性病変を示し緊急手術を要する急性硬膜下血腫は比較的稀である1-4,6-8,10-15).今回,1例を経験したので文献的検討を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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