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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科17巻2号

1989年02月発行

文献概要

研究

頭皮熱傷瘢痕癌7例の検討

著者: 坂本哲也13 峯浦一喜1 菊地顕次1 古和田正悦1 今野昭義2

所属機関: 1秋田大学医学部付属病院脳神経外科 2秋田大学医学部付属病院耳鼻咽喉科 3秋田大学医学部脳神経外科

ページ範囲:P.147 - P.151

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I.はじめに
 Marjolinによる詳細な報告10)以来,瘢痕組織を発生母地とする悪性腫瘍はMarjolin ulcerと呼ばれて予後不良であり18),とりわけ頭皮瘢痕に発生した有棘細胞癌は頭蓋骨や脳組織へ浸潤するため,治療が困難である4,6,11,14,16,18)
 私たちはこれまでに頭皮熱傷瘢痕癌の7例を経験しているので,特徴的臨床像,治療および予後について検討して報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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