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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科17巻3号

1989年03月発行

文献概要

症例

内頸動脈内膜剥離術後に瘢痕性内頸動脈狭窄を来した1例

著者: 新川修司1 山川弘保1 小林裕志1 服部達明1 大熊晟夫1

所属機関: 1県立岐阜病院脳神経外科

ページ範囲:P.263 - P.266

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I.はじめに
 最近,頸部頸動脈閉塞性病変に対する手術適応,手技に関する見解は,ほぼ確立されつつあると思われるが,手術に伴う合併症も数多く報告されており2-4,12),安易に行うべきものではない.われわれは頸動脈内膜剥離術(CEA)後,周囲軟部組織の瘢痕収縮に伴い,顎二腹筋,舌下神経および外頸動脈枝による絞扼により頸動脈に再狭窄を来した症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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