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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科17巻5号

1989年05月発行

文献概要

症例

受傷6年後に髄液耳漏をきたした側頭骨骨折の1例

著者: 陶山一彦1 堀本長治1 堤健二1 安永暁生2 麻生裕明3 岡本健4

所属機関: 1北九州市立八幡病院脳神経外科 2長崎大学脳神経外科 3北九州市立八幡病院耳鼻咽喉科 4産業医科大学耳鼻咽咽喉科

ページ範囲:P.473 - P.476

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I.はじめに
 外傷性髄液耳漏は側頭骨錐体部の骨折直後に出現することが多く,その大多数は自然治癒する11).われわれは受傷6年後に発症した遅発性髄液耳漏の症例を経験し,修復術を行った.遅発性髄液耳漏の機序と手術適応について若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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