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研究
ラットgliomaモデルにおける加温療法,放射線療法および両者併用療法における急性期変化—腫瘍細胞Bromodeoxyuridine(BUdR)標識率の推移
著者: 田村勝1 塚原隆司1 国峯英男1 坐間朗1 玉木義雄2 新部英男2
所属機関: 1群馬大学脳神経外科 2群馬大学放射線科
ページ範囲:P.555 - P.559
文献購入ページに移動癌の温熱療法は単独でも有効であるが,放射線や化学療法との併用で相乗効果も期待できる治療法である1,5,8).ラットgliomaモデルを用いてのin vivoの慢性実験で加温療法や加温療法に放射線を併用した場合の有効性をすでに報告した12).
今回は同じラットgliomaモデルを用い,加温療法,放射線療法,両者併用療法における急性期腫瘍細胞傷害を経時的に観察した.通常の光顕標本のほかHoshinoら2)の方法を応用してBromodeoxyuridine(BUdR)を投与しin vivoでの腫瘍細胞増殖抑制効果につき検討した.
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