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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科17巻7号

1989年07月発行

文献概要

総説

脳梗塞急性期の外科的処置

著者: 吉本高志1

所属機関: 1東北大学脳研脳神経外科

ページ範囲:P.603 - P.607

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I.はじめに
 1970年代からの顕微鏡手術の普及により,頭蓋内外バイパス手術や頭蓋内での血管の手術等が比較的容易に行われるようになった,それに伴い,閉塞性脳血管障害に対する外科治療が臨床の場で取り上げられ,その中で,虚血急性期における血行再建術の問題も議論されてきた.しかし,それらの結果は,成功例も散見されてはいるが5,6,10),否定的な意見も多い4,7,27)
 本報では急性期血行再建術に関する種々の考え方を述べ,更に近年注目されている脳保護物質とその臨床応用及び自験例をもとに臨床上の諸問題について検討する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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