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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科17巻8号

1989年08月発行

文献概要

症例

慢性硬膜下血腫術後に合併した脳内出血の2例

著者: 城山雄二郎1 池山幸英1 青木秀夫1 植田浩之2 三谷哲美2

所属機関: 1山口大学脳神経外科 2小倉記念病院脳神経外科

ページ範囲:P.759 - P.762

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I.はじめに
 慢性硬膜下血腫は脳神経外科医にとって比較的予後良好な疾患として安易に治療される場合がある.しかし,その術後合併症には感染,血腫の再貯留,水頭症,痙攣,SIADH,脳浮腫,脳内出血などのさまざまな報告がなされている4).今回,われわれはこのなかで比較的稀な術後急性期における脳内出血の2例を経験したので,これらの病態について若干の文献的報告を加え検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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