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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科17巻8号

1989年08月発行

文献概要

症例

新生児髄芽腫の1例

著者: 清水宏明12 嘉山孝正1 上之原広司1 桜井芳明1 小川彰1 和田徳男1

所属機関: 1国立仙台病院脳神経外科 2現籍 東北大学脳研脳神経外科

ページ範囲:P.771 - P.776

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I.はじめに
 新生児脳腫瘍は小児脳腫瘍の約1.0%前後15,16)と稀であり,なかでも新生児髄芽腫は現在までに20数例が報告されているにすぎない.これら新生児脳腫瘍の治療結果は未だに悲観的であるが,問題点としては,手術療法が困難であることや放射線療法の副作用等があり,今後解決されねばならない点が多い.最近われわれは新生児髄芽腫に手術,放射線および化学療法を施行した1例を経験したので,治療に関する若干の文献的考察とともに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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