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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科17巻9号

1989年09月発行

文献概要

研究

腰部脊柱管狭窄症における各種神経放射線学的診断法の有用性とその限界

著者: 西正吾12 花北順哉1 諏訪英行1 太田文人1 阪井田博司1

所属機関: 1静岡県立総合病院脳神経外科 2現籍 京都大学脳神経外科

ページ範囲:P.813 - P.819

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I.はじめに
 腰部脊柱管狭窄症は術中における脊柱管の形態からVerbiestにより提唱された概念である43-46)が,その後この病態に関する腰椎単純撮影2,3,10,13,15,36,37,41,42),腰椎断層撮影9,45),CTスキャン11,31,34),脊髄造影26,27,38),メトリザマイドCTスキャン6,12,16,23,44)などの各種神経放射線学的診断法による所見が多数,報告されており,最近では,MRIを用いての検討もいくつか行われている,
 今回,手術により確認し得た腰部脊柱管狭窄症の自験51例を対象として,腰椎単純撮影,脊髄造影,メトリザマイドCTスキャン,MRIの各種検査法の所見をもとに,この病態に対する各種神経放射線学的検査法の有用性及び,その限界につき検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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