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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科18巻1号

1990年01月発行

文献概要

症例

再発病巣が化学療法のみで消失した腎癌の転移性脳腫瘍の1例

著者: 佐藤清貴12 嘉山孝正1 小川彰1 桜井芳明1 和田徳男1

所属機関: 1国立仙台病院脳神経外科 2東北大学脳研脳神経外科

ページ範囲:P.63 - P.66

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I.はじめに
 転移性脳腫瘍の原発巣としては肺が最も多く,腎臓は約4%を占めるとされている.いずれにしても予後は不良であり進行期症例の治療は絶望的と言える.今回われわれは腎細胞癌の脳転移に対し開頭術を行い,その後脳腫瘍が再発したものの,化学療法のみで消失した症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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