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症例
再発病巣が化学療法のみで消失した腎癌の転移性脳腫瘍の1例
著者: 佐藤清貴12 嘉山孝正1 小川彰1 桜井芳明1 和田徳男1
所属機関: 1国立仙台病院脳神経外科 2東北大学脳研脳神経外科
ページ範囲:P.63 - P.66
文献購入ページに移動転移性脳腫瘍の原発巣としては肺が最も多く,腎臓は約4%を占めるとされている.いずれにしても予後は不良であり進行期症例の治療は絶望的と言える.今回われわれは腎細胞癌の脳転移に対し開頭術を行い,その後脳腫瘍が再発したものの,化学療法のみで消失した症例を経験したので報告する.
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