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症例
興味ある経過を呈した外傷性小脳損傷の2例
著者: 横田裕行1 中沢省三1 小林士郎1 谷口禎規2 辻之英2
所属機関: 1日本医科大学脳神経外科 2目白第二病院脳神経外科
ページ範囲:P.67 - P.70
文献購入ページに移動外傷性小脳損傷は極めてまれで,死亡率も46-82%と高く予後不良の疾患1,16,17)である.今回われわれは,経過中に内側縦束症候群(Medial longitudinal fasciculus syndrome:MLF症候群)あるいはcerebellar mutismという多彩な臨床症状を呈し,予後良好であった2症例を経験し若干の知見を得たので報告する.
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