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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科18巻10号

1990年10月発行

文献概要

症例

Anterolateral Approachにより全摘し得た第4胸椎巨細胞腫の1例

著者: 大槻浩之1 井須豊彦1 岩崎喜信1 小柳泉1 秋野実1 阿部弘1 岡安健至2 金田清志3

所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2北海道大学第2外科 3北海道大学整形外科

ページ範囲:P.959 - P.962

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I.はじめに
 骨巨細胞腫は長管骨骨端部に好発する骨腫瘍であり,椎体に発生することは比較的稀である.本腫瘍は放射線治療により悪性転化することがあり,外科的治療が第一選択と思われる.
 今回われわれは,第4胸椎椎体に発生し硬膜外より脊髄を圧迫し対麻痺を星し,Anterolateral Approachにより全摘し得た骨巨細胞腫の1症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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