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症例
Anterolateral Approachにより全摘し得た第4胸椎巨細胞腫の1例
著者: 大槻浩之1 井須豊彦1 岩崎喜信1 小柳泉1 秋野実1 阿部弘1 岡安健至2 金田清志3
所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2北海道大学第2外科 3北海道大学整形外科
ページ範囲:P.959 - P.962
文献購入ページに移動骨巨細胞腫は長管骨骨端部に好発する骨腫瘍であり,椎体に発生することは比較的稀である.本腫瘍は放射線治療により悪性転化することがあり,外科的治療が第一選択と思われる.
今回われわれは,第4胸椎椎体に発生し硬膜外より脊髄を圧迫し対麻痺を星し,Anterolateral Approachにより全摘し得た骨巨細胞腫の1症例を経験したので報告する.
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