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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科18巻12号

1990年12月発行

文献概要

症例

馬尾神経に発生した転移性Grawitz腫瘍の1例

著者: 高橋功15 井須豊彦1 岩崎喜信1 秋野実1 高橋明弘1 阿部弘1 北川まゆみ2 小島英明3 井上和秋3 斎藤久寿4

所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2北海道大学神経内科 3北海道大学病理部 4札幌麻生脳神経外科病院 5旭川赤十字病院脳神経外科

ページ範囲:P.1157 - P.1160

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I.はじめに
 馬尾神経腫瘍の多くは原発性腫瘍であり転移性腫瘍は極めて稀である.文献的に渉猟し得た限りでは7例の報告をみるのみであり3,4,10,11),Grawitz腫瘍による転移例の報告はない.今回,われわれは馬尾神経に発生した転移性Grawitz腫瘍の1例を経験したので症例を供覧するとともに若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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