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研究
Minor Leakを示した脳動脈瘤症例の検討
著者: 藤田勝三1 林賢浜1 白國隆行1 玉木紀彦1 松本悟1
所属機関: 1神戸大学脳神経外科
ページ範囲:P.129 - P.132
文献購入ページに移動脳動脈患者の治療成績を向上させるためには,いかにして重症くも膜下出血(SAH)の発生を予防するかにかかっている.このためには,未破裂動脈瘤にたいする積極的治療及び重症SAHの発生前に認められるminorleakを示す症例を早期に診断し治療することにより達成することができると考えられる.今回minor leakを示した症例の臨床所見および治療成績を検討した結果,興味ある知見が得られたのでその概要を報告する.
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