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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科18巻2号

1990年02月発行

文献概要

研究

圧可変式シャントシステムの使用経験

著者: 布施孝久1 高木卓爾2 大野正弘1 永井肇3

所属機関: 1公立尾陽病院脳神経外科 2名古屋市立東市民病院脳神経外科 3名古屋市立大学脳神経外科

ページ範囲:P.139 - P.144

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I.はじめに
 最近,圧可変式シャントが水頭症,硬膜下水腫(血腫),slit ventricle syndromeなどのシャント手術に用いられるようになり,その有用性についての報告が散見されるようになった2,5,10).われわれも小児の水頭症例の手術に圧可変式シャントを用いて,その有効性について既に報告したが3),今回さらに成人の水頭症5症例と硬膜下水腫(血腫)2症例にこのシャントを用いて手術する機会を得たので,既に報告した小児水頭症例も含めて若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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