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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科18巻6号

1990年06月発行

文献概要

症例

下位脳神経麻痺で発症した後頭蓋窩くも膜嚢胞の1症例

著者: 武智昭彦1 魚住徹1 山中正美1 金沢潤一1 畠山尚志1 隅田昌之1 梶間敏男2

所属機関: 1広島大学脳神経外科 2NTT広島中央健康管理所放射線科

ページ範囲:P.551 - P.554

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I.はじめに
 頭蓋内くも膜嚢胞は,Computed Tomograpy(CT)導入以来,発見される機会が多くなってきたが,後頭蓋窩くも膜嚢胞についての報告は少なく,その大部分は正中部又は小脳橋角部に発生する.この度われわれは,初回のCTスキャンでは診断不能で,Magnetic ResonanceImaging(MRI)にて診断された,lateral cerebellomedullary cisternのくも膜嚢胞を経験し,手術で良好な結果を得たので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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