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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科18巻8号

1990年08月発行

文献概要

症例

AIDS患者に発症した頭蓋内血腫の1治験例

著者: 高山謙二12 間中信也1 小出貢二1 鈴木英男1 指田純1

所属機関: 1帝京大学市原病院脳神経外科 2鹿児島大学脳神経外科

ページ範囲:P.741 - P.744

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I.緒言
 AIDSは1981年に最初に報告され,以来患者数は増え続けている.原因ウイルスは,human immunodefi—ciency virus(HIV)と呼ばれ研究が続けられているが,いまだに根本的な治療法は確立されていない.わが国でも血友病患者を中心に感染者は増え続けている.1989年4月現在のわが国の感染者数は1104人,発症数は103人とされている.今回,われわれはAIDS患者に発症した頭蓋内血腫を経験したのでその治療経験を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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