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症例
脊髄動静脈奇形を伴ったKlippel-Trenaunay-Weber症候群の1症例
著者: 唐梃洲1 高木卓爾2 永井肇1
所属機関: 1名古屋市立大学脳神経外科 2名古屋市立東市民病院脳神経外科
ページ範囲:P.877 - P.881
文献購入ページに移動Klippel-Trénaunay-Weber症候群は臨床的に,1)四肢における片側性の骨格と筋肉の肥大,2)血管性母斑,3)血管系の形成異常が3大特徴とされている.この症候群のなかで血管系の形成異常として脊髄動静脈奇形を伴うことは比較的稀で,文献的には過去に19例しか報告されていない.
今回,著者らは脊髄動静脈奇形を伴ったKlippel—Trénaunay-Weber症候群の1症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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