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報告記
第4回国際脳血管攣縮カンファレンスについて
著者: 佐々木富男1
所属機関: 1東京大学脳神経外科
ページ範囲:P.883 - P.883
文献購入ページに移動 佐野圭司東京大学脳神経外科名誉教授が会長となられ,第4回国際脳血管攣縮カンファレンスが平成2年5月16日−18日の3日間,東京の虎ノ門パストラルで開催された.日本,米国,カナダなど15カ国から基礎および臨床の研究者245名(日本:185名,海外:60名)が参加して,クモ膜下出血後に発生する脳血管攣縮の発生機序や治療法などについて活発な議論が交わされた.
発表の内訳は,教育議演(7題),シンポジウムI & II(11題),一般講演(92題),ポスター(47題)であった.
脳血管攣縮の発生機序に関して,プロティンキナーゼCの関与を示唆する演題が幾つか発表され注目されていた.内皮細胞傷害との関連においては,内皮依存性弛緩の障害のみならず内皮由来収縮因子であるエンドセリンの関与も新たに示唆され,その妥当性と問題点について議論された。
発表の内訳は,教育議演(7題),シンポジウムI & II(11題),一般講演(92題),ポスター(47題)であった.
脳血管攣縮の発生機序に関して,プロティンキナーゼCの関与を示唆する演題が幾つか発表され注目されていた.内皮細胞傷害との関連においては,内皮依存性弛緩の障害のみならず内皮由来収縮因子であるエンドセリンの関与も新たに示唆され,その妥当性と問題点について議論された。
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