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研究
外傷性脊髄空洞症のMRI診断と外科的治療
著者: 井須豊彦13 岩崎喜信1 布村充1 秋野実1 小柳泉1 阿部弘1 斉藤久寿2
所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2札幌麻生脳神経外科病院 3釧路労災病院脳神経外科
ページ範囲:P.41 - P.46
文献購入ページに移動脊髄損傷後,遅発性に神経症状が増悪する病態の中で,外傷性脊髄空洞症は治療可能な疾患として,近年,注目を集めている.しかしながら,本邦における報告は少なく5.10,15-17,22),その成因について未だ不明な点が多い.今回,われわれは,外傷性脊髄空洞症のMRI診断につき述べると共に,外科的治療の問題点について考察を加える.
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