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“まほろば”
著者: 神野哲夫1
所属機関: 1藤田保健衛生大学脳神経外科
ページ範囲:P.1111 - P.1112
文献購入ページに移動大和は国のまほろばたたなつく青垣山こもれる大和しうるはし
まほろばの「ま」とは接頭語で,しっかりそろっているというほめ言葉,「ほ」は炎の「ほ」,稲穂の「ほ」ですぐれた所,「ろ」は接尾語ですぐれたありさまを言う.「ば」は場所.すなわちまほろばとは人間が住む「一番すぐれた所」である事を「佛の道を思う朝」(安田映胤,講談社)にて知った.何となく響きがよく,捨てがたい味があるので記憶にとどめている.
私共の小さな病院や教室でも何とかまほろばを築き上げたいと日夜思うが,なかなかうまくいかない.以下は何故うまくいかないのか(不惑を10年前に過ぎていながら)筆者の一人言である.
まほろばの「ま」とは接頭語で,しっかりそろっているというほめ言葉,「ほ」は炎の「ほ」,稲穂の「ほ」ですぐれた所,「ろ」は接尾語ですぐれたありさまを言う.「ば」は場所.すなわちまほろばとは人間が住む「一番すぐれた所」である事を「佛の道を思う朝」(安田映胤,講談社)にて知った.何となく響きがよく,捨てがたい味があるので記憶にとどめている.
私共の小さな病院や教室でも何とかまほろばを築き上げたいと日夜思うが,なかなかうまくいかない.以下は何故うまくいかないのか(不惑を10年前に過ぎていながら)筆者の一人言である.
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