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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科19巻12号

1991年12月発行

文献概要

研究

高血圧性小脳出血に対する後頭下開頭血腫除去術と定位的血腫吸引術の比較検討

著者: 宇野昌明1 七條文雄1 本藤秀樹1 松本圭蔵1

所属機関: 1徳島大学脳神経外科

ページ範囲:P.1121 - P.1127

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I.はじめに
 高血圧性小脳出血は手術適応のある症例が多く,外科的治療に関してはこれまでにも多くの報告がみられる.近年,高血圧性脳出血に対して,侵襲の少ない定位的血腫吸引術が多く試みられ,良好な成績が得られているが3,5,6,10),高血圧性小脳出血に対する吸引術のまとまった報告は未だ少ないようである4,12,13,18,20).また本法の手術成績を後頭下開頭血腫除去術の成績と比較検討した報告はわれわれの調べ得た限りではみられなかった.今回われわれは自験例について,定位的血腫吸引術の成績を後頭下開頭血腫除去術の成績と比較検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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