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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科19巻2号

1991年02月発行

文献概要

症例

透明中隔膿瘍の1例

著者: 小田真理1 下田雅美1 山田晋也1 津金隆一2 佐藤修1

所属機関: 1東海大学脳神経外科 2東海大学大磯病院脳神経外科

ページ範囲:P.157 - P.159

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I.はじめに
 脳室腹腔短絡術施行後,短絡管を介したE.coliの逆行感染により,透明中隔に膿瘍を形成したと思われる1例を経験したので文献的考案を加えて報告する.
 透明中隔に膿瘍を形成した例は著者らが検索し得た限りでは,化膿性髄膜炎後に生じた1例が報告されているにすぎず極めて稀である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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