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症例
腕神経叢引き抜き損傷に対し肋間神経—筋皮神経交差吻合術およびDREZ-tomyを施行した1症例
著者: 坂井恭治1 篠山英道1 諸岡弘1 難波真平1
所属機関: 1岡山労災病院脳神経外科
ページ範囲:P.161 - P.165
文献購入ページに移動腕神経叢引き抜き損傷は,主にオートバイの転倒事故などにより惹起される外傷性疾患で,稀ならず経験するものである.今同われわれは令型腕神経叢損傷にもとつく患側肢の頑痛を発生した1症例を経験し,上肢機能再建に対しては肋間神経—筋皮神経交差吻合術を,そして頑痛に対しては脊髄後根進入部破壊術(DREZ-tomy)を施行し,共に良好な経過が得られたので文献的考察を加え報告する.
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