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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科19巻2号

1991年02月発行

文献概要

症例

巨大頸静脈球腫瘍の摘出術

著者: 甲村英二1 大西丘倫1 越野兼太郎1 最上平太郎1

所属機関: 1大阪大学脳神経外科

ページ範囲:P.173 - P.177

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I.はじめに
 巨大な頸静脈球腫瘍の摘出術は、腫瘍存在部位へのアプローチの困難性をはじめとし,術中の大量出血の問題や,術後に生じ得る嚥下障害や髄液漏といった合併症の予防など多くの問題点をかかえており従来より困難な手術の一つにあげられてきた.頭蓋内外にわたる巨大な頸静脈球腫瘍に対し,一期的摘出を行い良好な経過を得た症例を報告し,あわせて手術の要点について考察する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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