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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科19巻3号

1991年03月発行

文献概要

症例

Hypertrophic Cranial Pachymeningitisの1例

著者: 興村義孝1 丹野裕和1 烏谷博英1 須田純夫1 小野純一1 礒部勝見1

所属機関: 1君津中央病院脳神経外科

ページ範囲:P.259 - P.262

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I.はじめに
 Hypertrophic Pachymeningitis(以下HP)は1869年Charcotら4)により初めて記載された硬膜の慢性炎症性肥厚を特徴とする比較的稀な疾患であり,頸部,胸部の脊髄神経根及び脊髄の圧迫症状を早することが多いとされている10,24).今回われわれは水頭症,脳神経症状,小脳症状などの頭蓋内症状を主体としたHypertrophicCranial Pachymeningitis(以下HCP)の1例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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