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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科19巻4号

1991年04月発行

研究

椎骨脳底動脈の紡錘状および解離性動脈瘤—両者の比較検討

著者: 安藤隆1 坂井昇1 山田弘1 岩間亨1 西村康明1 清水言行1 平田俊文1 大熊晟夫2 斉藤晃3

所属機関: 1岐阜大学脳神経外科 2県立岐阜病院脳神経外科 3市立静岡病院脳神経外科

ページ範囲:P.327 - P.336

文献概要

I.はじめに
 椎骨脳底動脈の紡錘状および解離性動脈瘤は比較的稀とされてきたが最近,脳血管撮影による診断技術の向上に伴い発見される機会が増してきた.しかしながら両者の鑑別は臨床症状ならびに脳血管撮影からも必ずしも容易ではなく,また両者の治療法も困難で問題の多いところである.今回われわれの経験した椎骨脳底動脈の紡錘状動脈瘤(FA)と解離性動脈瘤(DA)について,その臨床症候,脳血管撮影所見さらにはMRI所見などについて両者の比較検討を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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