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症例
頸胸椎移行部脊柱管内発生骨軟骨腫による対麻痺の1例
著者: 中川仁1 秋野実1 岩崎喜信1 井須豊彦1 阿部弘1 瀧川修吾1
所属機関: 1北海道大学脳神経外科
ページ範囲:P.365 - P.368
文献購入ページに移動一般に骨軟骨腫は長管骨骨幹端部付近に発生することが多く,脊椎に発生することは少ない.そのため骨軟骨腫により脊髄圧迫症状を呈することは非常に稀である.今回われわれは第7頸椎椎体後縁に発生し脊髄圧迫症状を呈した骨軟骨腫の一例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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