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症例
ガングリオンによる後骨間神経麻痺の1例
著者: 鶴嶋英夫1 松村明1 目黒琴生1 中田義隆1 藤田恒夫2
所属機関: 1筑波メディカルセンター脳神経外科 2筑波大学神経内科
ページ範囲:P.443 - P.445
文献購入ページに移動後骨間神経麻癖は比較的まれな疾患であるが,一般的には外傷に伴うことが多く整形外科的疾患と考えられている10,17).しかし後骨間神経麻痺は知覚障害を認めず手指の仲展障害を主訴とするため,非外傷例では神経外科外来においてもみられることがある.
非外傷性後骨問神経麻痺のり症例は文献的には報告が少なくないが,その原因が腫瘤の圧迫による症例は少ない.特にガングリオンの圧迫による後骨間神経麻痺の症例は極めてまれと思われたため,文献的考察も加え報告する.
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