文献詳細
文献概要
扉
Decade of the Brain
著者: 大本堯史1
所属機関: 1岡山大学脳神経外科
ページ範囲:P.601 - P.602
文献購入ページに移動 未来学ということが言われ始めて久しい.これは,脳死や臓器移植がそうであるように,科学技術の急速な進歩がもたらした新しい学問の領域である.21世紀における科学の進歩と発展を予測し,それが人類に与える効果を集学的に吟味する学問領域は今後も大いに発展すべきであるし,またそうなるものと思われる.The last de—cadeは21世紀の医学への序奏であり,米国では大統領宣言により,Decade of theBrainとしての国民的合意も得られている.次世紀は脳の時代といわれており,進歩が期待されている脳の科学の序曲が既に奏でられ始めているのである.
今年の第59回米国脳神経外科(AANS, Harvey Cushing)学会は,David L.Kelly,Jr.会長によりNew Orleansで開催された.Jazz発祥の街は昼から真夜中まで街中の至る所が酒とJazzに満ちているので,つい遊び心が顔を出してしまう場所である.ここは年中Jazz祭で盛り上った街であり,会場を一歩出ると体が律動的に反応してしまう街なのである.学会のprogramはJ Neurosurg 2月号に掲載されているので,概要は既にご存知の方も多いであろう.
今年の第59回米国脳神経外科(AANS, Harvey Cushing)学会は,David L.Kelly,Jr.会長によりNew Orleansで開催された.Jazz発祥の街は昼から真夜中まで街中の至る所が酒とJazzに満ちているので,つい遊び心が顔を出してしまう場所である.ここは年中Jazz祭で盛り上った街であり,会場を一歩出ると体が律動的に反応してしまう街なのである.学会のprogramはJ Neurosurg 2月号に掲載されているので,概要は既にご存知の方も多いであろう.
掲載誌情報