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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科19巻9号

1991年09月発行

文献概要

研究

特発性頸動脈海綿静脈洞瘻—自験16例の検討

著者: 安藤隆1 中島利彦1 荒木有三1 坂井昇1 山田弘1 香川泰生2 平田俊文3 田辺祐介4 高田光昭5

所属機関: 1岐阜大学脳神経外科 2愛媛労災病院脳神経外科 3松波総合病院脳神経外科 4岐阜市民病院脳神経外科 5高山赤十字病院脳神経外科

ページ範囲:P.831 - P.839

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 I.はじめに 特発性頸動脈海綿静脈洞瘻(carotid-cavernous sinusfistula以下特発性CCFと略す)は比較的まれな疾患であるが,その治療法は未だ確立されたとはいえず放射線療法,塞栓術やballoon法,直達手術などが行われている.しかしながら自然治癒例も少なからずみられ治療法の選択には慎重を要する.今回われわれの取り扱った特発性CCFについてその臨床症候,血管撮影所見,治療成績などについて検討を加え,保存療法例の自然経過ならびに外科的治療の適応について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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