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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科19巻9号

1991年09月発行

文献概要

症例

脊髄髄内出血診断におけるMRIの有用性—脊髄髄内海綿状血管腫の1例

著者: 小濱好彦1 秋野実1 阿部弘1 岩崎喜信1 高橋功1 坂本孝治1 瀧川修吾1 布村充1 中村仁志夫2

所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2北海道大学医療技術短期大学部衛生技術学科

ページ範囲:P.877 - P.881

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I.はじめに
 MRIの普及により,これまで脊髄造影,CTでは必ずしも十分でなかった脊髄髄内病変の術前評価がより詳細となってきている.今回われわれは脊髄髄内出血で発症し,MRIでその病変の正確な局在が把握でき,病理組織で脊髄髄内海綿状血管腫と診断された1例を経験したので,その症例を呈示するとともにMRIの有用性を中心に若干の文献的考察を加え,ここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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