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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科2巻10号

1974年10月発行

文献概要

研究

新生児脳室内出血—その成因と外科的治療について

著者: 白井鎮夫1 竹内豊2 牧豊3

所属機関: 1松戸市立病院脳神経外科 2松戸市立病院未熟児センター 3千葉大学脳神経外科

ページ範囲:P.675 - P.682

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Ⅰ.はじめに
 新生児脳室内出血は,新生児頭蓋内出血の20-40%を占めるといわれ5,16),今世紀初頭より注目されており2,10,11,15),文献の数も多い.これ等文献を通覧すると,本症は,未熟児に特有の疾患とされており,成熟児には少いとされている5,6,7,14,16)
 われわれは最近1年間に,新生児脳室内出血の5例を経験しているが,全例成熟児であり,未熟児に特有であるという考え方には疑問を感じている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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