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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科2巻5号

1974年05月発行

文献概要

境界領域

小児脳波—発達脳波学を中心に

著者: 大田原俊輔1

所属機関: 1岡山大学小児科

ページ範囲:P.371 - P.378

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Ⅰ.はじめに
 小児期にはてんかんをはじめとする中枢神経疾患が非常に多く,臨床脳波検査の対象となる場合が多い.又,中枢神経系の急激な発達段階にある小児期には,その成熟過程の客観的評価に脳波が応用される.
 脳波検査は全く無害であり,幼弱な小児,重篤な症例に対しても応用しうる利点があり,さらに「生きている脳」living brainの機能を最も直接的に把握しうる方法として独自性をもつすぐれた検査法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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