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研究
Twist drill techniqueによる脳室穿刺について
著者: 渋谷倢1 福光太郎1 吉田康成1 渡辺徹1 五十嵐正至1 天羽正志1
所属機関: 1静岡労災病院脳神経外科
ページ範囲:P.477 - P.479
文献購入ページに移動1940年代すでにConeらによりtwist drill techniqueが開発,施行されていたが,危険性が多いことの理由で公表されなかった.1966年Rand5)らは熟達したneurosurgeonであることを条件に,その迅速性,簡便性を強調し,脳室造影,脳室ドレナージ,頭蓋内血腫の診断および治療などに有用性を持つことを発表した.その後本法が諸施設で行われて来ているが,頭蓋内操作がblindであるため,安全に対する危惧感から,緊急時以外施行されぬ場合が多い.
我々は1968年以来,約200例に本法を施行し,特にconray ventriculographyに応用しているが3),考えられる危険性に遭遇していない.我々の方法を紹介し,その経験から2,3の考察を述べてみたい.
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