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研究
Magnetic Resonance Imaging(MRI)によるび漫性脳損傷の考察
著者: 横田裕行1 安田和弘1 益子邦洋1 辺見弘1 大塚敏文1 小林士郎2 中沢省三2
所属機関: 1日本医科大学救急医学科 2日本医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.15 - P.20
文献購入ページに移動最近,頭部外傷のなかでDiffuse brain injury(DBI)なる病態が注目されている1-3).かかる病態をGennarel—liらは臨床所見より脳振盪型とび漫性軸索損傷型に分類している2,3).び漫性軸索損傷型の重症例に関してはその特徴的なcomputerized tomography(CT)所見によりCTの有用性が強調されている6,20,21).今回われわれは臨床的にDBIと診断された症例の急性期にMRIを施行し,その所見からび漫性脳損傷の病態について考察し,若干の知見を得たので報告する.
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