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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科20巻1号

1992年01月発行

文献概要

研究

脳腫瘍(glioma)に伴う脳浮腫に関する検討—腫瘍成長解析および組織内浸潤単核球との関連性について

著者: 国塩勝三1 前城朝英1 松久卓1 三島宣哉1 津野和幸1 重松秀明1 松本健五1 古田知久1 西本詮1

所属機関: 1岡山大学脳神経外科

ページ範囲:P.39 - P.44

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I.はじめに
 脳腫瘍に伴う脳浮腫の発生は,主にblood-brain bar—rier(BBB)の破綻による血管透過性の変化が関与している1)と考えられているが,その機序に関してはいまだ十分解明されていない.
 今回われわれは,抗DNAポリメラーゼα(Pol.α)および抗ヒトリンパ球モノクローナル抗体を用いた免疫組織化学的方法により,脳腫瘍特にgliomaの増殖動態および組織内浸潤単核球を検索し,CT上の腫瘍性脳浮腫との関連性について検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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