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研究
Phase Contrast Angiographyの臨床応用について
著者: 松沢等1 宝金清博1 野村三起夫1 上山博康1 岩崎喜信1 阿部弘1 秋野実2 斉藤久寿2
所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2札幌麻生脳神経外科病院
ページ範囲:P.1049 - P.1054
文献購入ページに移動中枢神経系の画像診断に欠くべからざる手段としてMagnetic Resonance Imaging(以下MRI)はすでにその地位を確立している.そのうち特に,血管だけの描出を目的とした画像に磁気共鳴血管造影,MR-angiography(以下MRA)がある.MRAの手法には大きく分けて2つの種類,time of flight angiographyとphase contrastangiographyがあり,その簡便さゆえに,一般には前者のtime of flight angiographyが多用されているが,われわれは後者のphase contrast angiographyについて,特に3—dimensional phase contrast angiographyをもちいて頭蓋内血管病変および脊髄血管病変について臨床応用を試み,良好な結果を得たので報告する.
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