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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科20巻11号

1992年11月発行

文献概要

研究

離脱型バルーンによる親動脈閉塞後,脳虚血症状を生じた内頸動脈瘤症例の検討—99mTc-HMPAO SPECT併用の有用性と術後管理の重要性

著者: 安井敏裕1 矢倉久嗣1 夫由彦1 永田安徳1 田村克彦1 白馬明2

所属機関: 1馬場記念病院脳神経外科 2大阪市立大学脳神経外科

ページ範囲:P.1173 - P.1178

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I.はじめに
 血管内手術の進歩の結果,ネッククリッピング困難な脳動脈瘤の治療が,少ない侵襲で可能な場合がある.特に離脱型バルーンによる親動脈閉塞は瘤内閉塞に比べて容易なため広く行われている1,5,10).しかし,本法には,脳虚血症状が発生する危険性もある.今回,著者らは離脱型バルーンによる親動脈閉塞後,脳虚血症状を生じた内頸動脈瘤の症例を経験したので報告し,その予防方法を検討する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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