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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科20巻11号

1992年11月発行

文献概要

症例

Von Recklinghausen病に伴うGliosarcomaの1例

著者: 合志清隆12 撫中正博1 山田治行1 花田貴信1 和田伸一1 横田晃1

所属機関: 1産業医科大学脳神経外科 2産業医学大学病院高気圧治療部

ページ範囲:P.1195 - P.1198

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I.はじめに
 Von Recklinghausen病は皮膚を主病変とする遺伝性疾患であるが,種々の脳腫瘍を合併することもよく知られている.合併する脳腫瘍のなかではacoustic neurino—maが最も多く,次いでmeningiomaやgliomaなどが挙げられ,gliomaのなかでは高分化のoptic glimaが多く,malignant gliomaは少ないと言われている6,14)
 一方,ghosarcomaはglioblastomaとsarcomaからなり稀なものと考えられていたが,anaplastic astrocyto—maの8%を占めるとするものもあり13),近年本邦でも10数例報告されている10)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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