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文献概要
症例
圧可変式バルブ自体の故障によるシャント機能不全症例
著者: 大熊洋揮1 篠崎直子1 尾金一民1 鈴木直也1 蛯名国彦1 鈴木重晴1
所属機関: 1弘前大学脳神経外科
ページ範囲:P.1205 - P.1210
文献購入ページに移動圧可変式バルブは,術後設定圧を非侵襲的に変更可能なことから,水頭症に対する短絡術に使用される機会が最近増加している.その有用性に関する報告もいくつかなされているが1-5),バルブ自体の故障によるシャント機能不全例の報告は見られない.最近,バルブの故障例を2例経験したので,この症例をもとに本シャントシステム使用時の留意点について考察を加えた.
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