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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科20巻11号

1992年11月発行

文献概要

症例

圧可変式バルブ自体の故障によるシャント機能不全症例

著者: 大熊洋揮1 篠崎直子1 尾金一民1 鈴木直也1 蛯名国彦1 鈴木重晴1

所属機関: 1弘前大学脳神経外科

ページ範囲:P.1205 - P.1210

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I.はじめに
 圧可変式バルブは,術後設定圧を非侵襲的に変更可能なことから,水頭症に対する短絡術に使用される機会が最近増加している.その有用性に関する報告もいくつかなされているが1-5),バルブ自体の故障によるシャント機能不全例の報告は見られない.最近,バルブの故障例を2例経験したので,この症例をもとに本シャントシステム使用時の留意点について考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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