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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科20巻3号

1992年03月発行

文献概要

研究

近年開発された各種Spinal Instrumentationの使用経験

著者: 花北順哉1 諏訪英行1 飯原弘二1 水野正喜1 名村尚武1 柴田修行1 大塚俊之1

所属機関: 1静岡県立総合病院脳神経外科

ページ範囲:P.243 - P.248

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I.はじめに
 1962年に開発されたHarrington's instrumentation7)に代表されるspinal instrumentationは脊柱の矯正や,脊柱の強固な固定を目的にしている.これにより,脊柱の変形による神経症状の悪化を防ぎ,術後早期の離床,リハビリテーションの開始を可能にするなどの様々な利点を有している.Harringtonの発表以降,様々なタイプの脊椎固定器具が開発され,それぞれの特性,利点,欠点が種々の角度から検討’されている2,4,6,9-11,14,15,17)
 われわれは,このたび近年開発された,三種類のspinal instrumentationを使用する機会があった.僅かな経験ではあるものの,幾つか学ぶべき点があったので,器具の紹介も兼ねてこれらのinstrumentationの使用終験を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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